Power ECU

制御の時代!一本のマフラー交換より一度のロムチューン !


フルノーマル車両〜ライトチューンのお車にこそ体験していただきたいチューン

DRiViSiON Power ECU。 弊社が一貫して取り組んでいる理念は「ECUチューンだけで確実に速くなる」「完全ノーマル車にも対応」ということ。

自動車工学に精通したシステムエンジニアが広く海外とも技術交流し、最新理論を駆使したシステムの根幹からチューニングするチューニングロム

現場のインストーラーがお客様の車に実装してロギングを行い、各車体ごとの効果と安全を確認。ノーマルにはノーマルに合った仕上げを、チューンドカーにはパーツに応じた仕上げを。 単に数値上の馬力を追求するのではなく、実走して気持ちいいトルクカーブを重視しています。

施工〜試乗完了まで1時間

ご予約、ご来店いただき、カウンセリングの後、お客様の車の状態をチェック。

インストール〜スタッフによるロギング走行・初期学習の後、お客様にご試乗いただき施工が完了。約1時間でお車が愉しく生まれ変わります。

根底領域から学習機能を活用

表層のマップ領域の調整だけでなく、プログラムの根底領域からECUの自己学習を制御。

走るほどに、お客様個々のお車に合わせた学習で、空燃比・点火時期などの数値が最適化されてゆきます。これにより、クリーンで燃費を犠牲にしないトルクアップが実現。

 

施工実績を重ね、さらに進化

数百台の施工実績があるPowerECUは、施工毎にロギングを実施。これにより様々なデータを収集し、さらに進化したプログラムを開発することもあります。新バージョンが発表された時は、それ以前にインストールした方にはアップデート特別価格で対応します。



一般的な他社チューニングロムとの違い

これまでのエンジンコンピュータチューンは、パワーを上げるとこ、アフターパーツに合わせることなどが主な目的でした。また、測定馬力を上げるという目的でチューンする方も多かったと言えます。しかし、現在の自動車制御は一気に複雑化し、さらに学習領域がリアルタイムでマップを補正していくという特性が備わっています。学習を狭くしてピンポイントで特定数値に合わせることはレーシングエンジンやハードチューン車両には効果的ですが、学習をフルに活用して、あらゆる状況・環境に対応させることが可能な現状において、ストリートチューンとしては「勿体ない制御」とも言えます。弊社はロムデータを独自に解析して、通常手を入れることのない根底部分のマップを可視化し、『答え』ではなく『勉強の方法』を教えるようなチューンを根幹としています。特に燃焼に関する部分の学習は最も重要といえます。トルクの出し方も、通常使用における体感を重視しています。毎日が楽しくて気持ちがいいドライブがテーマです。日本においては非常に独創的で目面しい手法ですが、ロムチューンの盛んな海外では主流となっている方法です。


パーツ交換は不要! 今のクルマは制御が命。

昔はあれこれとパーツを交換してクルマのパワーを引き出したものですが、現在の制御はエンジン性能を100%出し切っているとは言えません。これは燃費試験や運転安全性など様々な要因があるからでしょうが、これを安全な範囲でリミットを変更し、調律してあげれば、充分な力強さを得ることが可能です。逆にパーツ交換をしすぎるとノックポイントが変わってしまい、結果的に進角せず、燃料を濃く吹く原因にもなります。このような場合は一台一台時間をかけて調整する必要があり、工数も価格も上がってしまうばかりか、時間と金額に見合った性能が得られるとも限りません。

弊社はノーマル車両を基準として時間をかけて開発し、バルタイ・点火時期・燃焼効率の向上・ブーストの最適化・各種リミットの見直しなどで、ノーマル車に最も最適なプログラムとなっております。吸排気交換程度までの微調整までなら可能な仕様としております。特にSTIマフラーなどメーカーワークス仕様との相性は抜群です。

 


最大馬力より乗りやすいトルクカーブ重視

昔はパワー計測をして馬力がいくら上がった!という遊びが流行りましたが、最大パワーが上がっても運転が楽しい、運転しやすいというのとは別の話です。高回転でトルクを出してあげれば最大パワーを得るのはたやすいことですが、車への負担も計り知れません。弊社技術者は国立図書館で自動車メーカーの技術資料を読破してから開発に入ります。いかに車に負担なく、気持ちよくストレスなくドライブできるか?レスポンスや加速感が体感できるか?という点を重視し、トルクの出し方・上げ幅を決定しています。


ディーラー、メーカー社員も施工の実績

弊社ECUは、ネッツトヨタ・ブルーエリアでの定期施工や、メーカー社員様への施工実績も多数あり、安全でクリーンな理論が広く認められています。チューニングショップやレース車両製作とは違ったアプローチで、楽しいカーライフを提供しています。


※DIT&CVT車両でのサーキット走行はCVTクーラーを装着したりクーリング走行を頻繁に取ってミッション負荷を抑えてください。※DIT&CVT車両においてキャタライザー&エキマニの交換はノックポイントの変化やエラーが出やすくなる傾向があるので推奨していません。※点火系チューンは弊社ロムの制御とバッティングする場合があるので基本的には推奨していません。※86/BRZのエキマニ交換仕様Stage3はHKSを基準にセッティングされています。※アフターパーツの銘柄・種類によってはデチューンになる場合もございます。※推奨マフラー・エアクリーナーについてはご相談ください。


86 パワー測定


○メーカー公表値

これが86/BRZのメーカー発表トルク&パワー数値/出力曲線である


最高出力 200ps /7,000rpm
最大トルク 20..9kgf・m /6,400~6,600rpm


途中で大きなトルクの谷があるのが特徴。

○フルノーマル実車測定

 最高出力 185ps

 つまり、メーカー公表の200psは、実際概ね185psという事になる。実測値に1.08を掛けた値が、メーカー発表値基準としよう。
これを基準として、測定を進めて行く。

 

※以下全てSAB東雲のローラー式ダイナモで測定。

※季節による吸気温度差で測定差が出る場合があります

※ダイナパックの場合は補正なし実測値なので低く出ます。ダイナパックは概ね1.15を測定馬力に掛けるのが一般的です。

(参考例=ダイナパック175psの場合、175x1.15=201.25PS /対純正カタログ換算値201psx1.08=211.3PS)

※組み合わせるパーツによってロムが正常に機能していても馬力が出ない場合もあります(ノックポイント変化によるリタードの発生など)


○ノーマル車にDRiViSiON ECUを実装

 いよいよDRiViSiON ECUを、86の完全ノーマル車に実装して測定する。

最高出力 207ps
最大トルク 21..9kgf・m 
先ほどのメーカー公表値係数を掛けると、
223.5ps
ということになる。
ノーマル状態でも充分バランスがとれている車両なので、ECUで大幅なパワーアップが出来た。

※86/BRZの場合、最初期型A型のロムが最も測定馬力が出る傾向にあり、B型以降・リプロロムは初期ロムほど馬力が出ません。インジェクタ問題やセンサー問題への対応で、随時マイルドになっている感があります

以上が開発初期の測定。

 

一年後には、さらに煮詰めてここまで数値を伸ばしております。

 

伸び代があるうちは常に進化し、バージョンアップをしていくのも弊社ロムの特徴です。

 


○チューンド86にDRiViSiON ECUを実装測定する

 

こちらのお車は、数ヶ月前からご相談をうけており、前回同じシャシダイで測定した時に180psしか出なかったということで、悩んでおられた。

パーツ装着状態は、剥き出しエアクリ・エキマニ・メタルキャタライザー・マフラー、大手メーカーチューニングECU、といった内容である。

パワー不足の原因が、剥き出しエアクリがかなりの熱を吸っているためと判断した我々は、まず吸気をノーマルに戻してもらう事にした上で純正ロムでまずは測定。

結果
203ps/20,6kgf・m


これだけでもかなりの改善だか、この車両にDRiViSiON ECUを投入!

 

結果
210.2ps/22.1kgf・m

先ほどのメーカー公表値係数を掛けると、
227ps
ということになる。

パワー的にはノーマル車両にDRiViSiON ECUを入れたのとさほど変わらない数値だが、まずはトルクに注目して頂きたい。
ノーマルが
最大トルク 21.9kgf・m 
であるのに対して、
この車両は22.1kgf・m
までアップしている。


86/BRZ特有のトルクの谷が完全に消えて、キレイに伸びている。

○走行フィールの改善

以上、数値でDRiViSiON ECUの効果を検証したが、実は数値以上に
走行フィーリングの改善
という効果が非常に大きい。

○低速からトルクがある〜3速発進も可能
○吹け上がりが良い〜軽量フライホイール同等の効果を体感
○アクセルにリニアに反応するレスポンス
これらはDRiViSiON ECUの特徴といえる。