カーコーティングは、車のボディだけに施工するといったイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、カーコーティングはボディ以外のパーツにも施工することができます。
車には、鉄、プラスチック、革、アルミなど様々な素材が使われており、カーコーティングを施工するにあたって、パーツは施工しなくて良いのか迷う人も多いでしょう。
ボディ以外の車のパーツにカーコーティングができるかどうかは素材によって異なります。
これからカーコーティングの施工を検討している人は、ボディ以外に施工ができるパーツについて知っておきましょう。
カーコーティングの施工できるパーツは、ゴムとガラス以外であれば基本的に施工ができます。
例えば、車体やフレーム、エンジンルームの外側、ラジエターなどは鉄、銅、鋼の素材が使われているため、カーコーティングの施工が可能です。
また、エンジンルームを開けた時の外枠も汚れやすいため、カーコーティングをおすすめします。
ホイールなどはアルミニウムの素材でつくられているため、カーコーティングが可能となっており、泥はねなどの汚れが落ちやすくなります。
ステアリングホイール、バンパー、ラジエターグリル、ヘッドライトは樹脂、プラスチックの素材です。
劣化に弱いパーツであるため、カーコーティングの施工をしてしっかりと保護しておきたいものでしょう。
特に、色が濃い樹脂パーツにカーコーティングをすると、色の深みが増します。
しかし、ムラが目立ちやすい部分であるため、カーコーティングの業者に依頼すると安心です。
また、旧車はヘッドライトがガラス素材の場合があるため、カーコーティングをする前に必ず確認してください。
そして、シートや内装は皮革でつくられているため、カーコーティングが可能です。
素材によっては液剤吸収により上手くコーティングができないことや、変色の恐れがあるため、カーコーティングの業者に相談してみてください。
ステッカーやデカールなど、粘着系の紙類にカーコーティングをすると、剥がれてしまうことがあるため注意しましょう。