車を持っている人なら一度は鳥の糞被害に遭ったことがあるのではないでしょうか。
運転中に糞を落とされたり、駐車している隙に糞がついていたりと、様々なシチュエーションで鳥の糞被害に遭います。
特に、車庫に入れずに青空駐車をしている人は毎回、鳥の糞被害に面倒な思いをさせられているでしょう。
鳥の糞汚れは簡単に落ちません。
雨が降ったら汚れを流してくれるイメージがありますが、鳥の糞は強い酸性です。
基本的に車の塗装は、アルカリ性に強いという特性がありますが、酸性には極端に弱いです。
糞が付着したまま放置すると、車のボディの塗装を傷めてしまうため注意してください。
また、クリア層の部分にまで糞の成分が浸透すると穴があいたり、跡が残ったり塗装が変色する恐れがあります。
鳥の糞はたんぱく質、カルシウム、アンモニア、砂、セルロースなどの成分が含まれており、特に砂は塗装面に傷をつけてしまう原因です。
ティッシュなどで拭き取ると、傷がつきやすいため注意しましょう。
強い酸性の鳥の糞は、塗装面にしみをつくってしまいます。
しみを発見したときには、既に手遅れの場合が少なくありません。
鳥の糞によるしみは、磨いても消えることがなく、再塗装するしかないでしょう。
再塗装は費用が高いため、無駄な出費となってしまいます。
このような鳥の糞被害から愛車を守るためには、カーコーティングが必要です。
しかし、鳥の糞は見つけたらすぐに除去するのが一番ですが、普段見えない部分はうっかり見落とすなど、気付けないことも少なくありません。
その間にボディを傷めてしまうことがないように、事前のガラスコーティングをしましょう。
ガラスコーティングをしていると、鳥の糞被害に遭っても被膜がしっかりと愛車を守ってくれます。
鳥の糞被害対策としてカーコーティングをするのであれば、6月に入る前に行いましょう。
6月から9月は虫や鳥の糞被害が多くなる時期です。
この時期は高温になるため、早くて2時間〜3時間ほどで浸食が始まります。
カーコーティングをして鳥の糞から愛車を守りましょう。