車は常に外気にさらされており、雨や紫外線の影響を受けて劣化が進行していきます。
新車のような輝きも数ヶ月で衰えるでしょう。
また、塗装面を剥離させたり、変色したりする恐れがあるため、洗車をして綺麗に保つ必要があります。
カーコーティングをしたからといって、洗車をせずに放置するとカーコーティング被膜は酸に侵されて劣化が進んでしまうため、定期的に洗車をしましょう。
カーコーティングを業者に依頼すると、費用が高いと感じるかもしれませんが、その分洗車が楽になり、効果は数年単位で持ちます。
カーコーティングが施されている車を洗車する際は、基本的に水洗いのみで問題ありません。
さらに、ひどい泥汚れや排気などの油汚れは水だけで落ちない場合もありますが、基本的には水をかけるだけで簡単に汚れが落ちます。
水だけでは落ちない汚れは、こびりつく前にシャンプー洗車をしましょう。
できるだけ早く汚れを落とすことでカーコーティングの耐久性も上がります。
ガソリンスタンドなどにあるワックス洗車も、問題なく行えますが、コンパウンドを使用してはいけません。
コンパウンドは磨き粉であるため、カーコーティングが剥がれてしまうのです。
また、ポリッシャーやアルコール類を使用せずに洗車をしてください。
カーコーティングが施されている車は、なるべく洗車機を避けて、手洗いで洗車するのが一番良い方法です。
傷がついたり、水の拭き残しはカーコーティングへ大きなダメージを与えたりするため、洗車にも気を遣いましょう。
特に、水の拭き残しは、塗装に大敵です。
業者に洗車を依頼すると、丁寧に作業してもらうことができますが自分で洗車をする人も多いのではないでしょうか。
洗車をすると、いたるところに水が溜まってしまいます。
ベルトモールやウェザーストリップ、ドアの水抜き穴、ドアミラーなどに水が溜まりやすいですが、拭きあげしたあとに車を放置させて、乾かすと良いでしょう。
ドアを閉めていると水抜き穴から水が流れおり、サイドシル上部に水溜まりができます。
気がつかない内側は見逃しやすいため、乾燥させる際はドアを全開にしておきましょう。